コース紹介BBコース
研究開発の基礎となる知識・技術力を有した食品産業従事者を養成します。
自ら商品開発や分析・管理等の技術業務を担えるスキルと考え方を身に付けることができます。
座学「食品学」「食品ビジネス」「マーケティング」「品質管理」と、実習(実験技術、現場実践学)の合計90時間を、1年間で履修します。
BBコースは、国家戦略プロフェッショナル検定「食の6次産業化プロデューサー(食Pro.)」のレベル1~3資格取得にも対応したプログラムです。
BBコースの修了者には、学校教育法第105条の規定に基づき、履修証明書を交付します。また、高知大学長および高知県知事連名による修了証書を発行します。

■受講期間
7月~翌年1月下旬頃
■講習料
150,000円(高等教育機関に所属する学生は50,000円)
※講習料の給付・助成の補助制度もあります。詳しくは下記をご確認ください。
『特定一般教育訓練の「教育訓練給付金」に関する支給申請手続きのご案内(厚生労働省)』
※協賛金(ビジネススポンサー[特別協賛])を捻出頂いている企業・団体様については、協賛金額に応じた人数分の講習料が免除されます。⇒【協賛金制度について】
※土佐FBC-部分受講コース/入門コース修了者がBBコースに編入(コースアップ)する場合、BBコース講習料からすでに支払われた講習料分を控除します。また、すでに履修認定を受けた講義は認定が繰り越されます。
※学生料金については条件があり、高等教育機関に所属するすべての学生に適用されるものではありません。
※BBコース受講について、ご不明な点は土佐FBCⅢ企画運営室までお問合せください。
BBコース・カリキュラム一覧
科目群 | 科目名 | 時間 | 講師名 |
食品学 (21時間) | 食品学(加工・製造・基礎化学) | 3 | 沢村 正義 |
6 | 島村 智子 | ||
3 | 富 裕孝 | ||
食品機能学 | 3 | 渡邊 浩幸 | |
3 | 王 涛 | ||
3 | 西沢 邦浩 | ||
食品ビジネス (18時間) | フードビジネス概論 | 1.5 | 久塚 智明 |
6次産業化論 | 1.5 | 坂本 造 | |
朝倉 和也 | |||
3 | 松田 高政 | ||
泉谷 伸司 | |||
春田 聖史 | |||
経営戦略 | 3 | 平島 輝之 | |
3 | 久塚 智明 | ||
3 | 峠 篤士 | ||
3 | 恒川 典之 | ||
マーケティング (20時間) | マーケティング概論 | 3 | 松田 高政 |
商品企画・プロモーション | 6 | 中島 和代 | |
5 | 安田 雅彦 | ||
事業計画 | 6 | 松田 高政 | |
品質管理 (18時間) | 食品分析学 | 3 | 韓 力 |
3 | 土居 幹治 | ||
内藤 悦伸 | |||
食品衛生学 | 3 | 福地 祐治 | |
3 | 松田 剛雄 | ||
6 | 宮本 敬久 | ||
実習 (13時間) | 実験技術 | 8 | 柏木 丈拡 |
松本 泰典 | |||
富 裕孝 | |||
現場実践学 | 3 | 武田 淳 | |
2 | 中村 文隆 | ||
合計時間 | 90 |
食品学
食品加工の基本工程を理解する上で必要な食品の理化学的知識や工学知識について解説するとともに、食品の栄養成分や機能性について講義します。

食品ビジネス
1次産業(主に農業)、2次産業(食品加工業)、3次産業(流通・小売業)及び地域連携による6次産業化について実務者から学ぶとともに、食品ビジネスに必要な戦略の立て方について講義します。
マーケティング
商品の企画から販売までを総合的にプロデュースできるように、市場調査を踏まえた商品企画・事業計画の立案方法や出口(販路)から逆算した商品開発・販路開拓の具体的な手法を解説します。

品質管理
食品成分の科学的知識や分析手法、食中毒とその原因ならびに予防法などの食品衛生、および食品の製造・加工の管理手法であるHACCPについて解説します。
実習
実験技術 食品の衛生管理の基礎を学びます。食品の成分分析技術の原理や食品の抗酸化能について学び、実習します。また、食品の品質保持(冷蔵・冷凍・濃縮等)の技術的手法を学びます。
現場実践学 農産物の加工法について学びます。農産物を活用した食品加工の観点から、農業ビジネス及び農作物の栽培技術について現場での理解を深めます。
