取り組んでいる事業について
地域農業は、農業者の高齢化、後継者不足等による弱体化、またそれに伴って耕作放棄地が増加しています。このような状況を少しでも改善するため自らが農業生産を行い南国市の基幹産業である農業を持続的に発展させるためにJA高知県の子会社として設立しました。
主な事業である農業生産は、露地品目では、夏のオクラ、冬のキャベツ・ダイコンを、施設園芸では、パプリカ基幹作物として、また地域の農地を維持するために水稲も栽培しています。栽培面積は約30haで圃場枚数は約300枚に及びます。
また仕入販売事業では、古くから食育や地産地消の取組を行っている南国市とともに、市内13校の小学校給食と中学校給食へ南国市産の青果物の供給や、病院・介護施設の給食、飲食店等への野菜の供給を行っています。
土佐FBCを受講したきっかけは?
JA職員として、地域農業の様々な課題、問題に対して、自分なりに解決方法はないものかと考えていた時に、当時の上司より「土佐FBC」が開校されることを聞き、またその上司からの勧めもあったので、少しでも地域のためになるきっかけになればと、受講を決めました。
土佐FBC受講の思い出は?
1期生として、受講しました。
1期生は、9月からスタートし、3月までにカリキュラムを終えないといけないという過密スケジュールでした。その講義は、火・金曜日は仕事終了後、午後9時まで。土曜日は午前午後と毎日がハードでした。
ただその分、達成感や充実感がありました。
土佐FBCを受講してよかったことは?
様々なジャンルの講義を受講し、それぞれに興味深いことばかりでした。
食品に関係する講義なので、内容成分の分析方法や、機能性など食品自体の知識習得が多い中で、マーケティング論で学んだ講義内容が今の自分の業務でも大いに役立っております。物事をビジネスとしてとらえる良い機会となりました。
また、ともに学んだ方々から広がる人脈もいまだにつながってます。
未来の受講生へアドバイス
社会人となっても地方大学において、このような専門的に学べる場があり、また卒業生同士がつながっていくことができるのは、大きいと思います。
一言コメントをどうぞ!
「志」大事ですね。
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